葉山通信

2015年12月27日更新


平成28年元日は大阪で!

    27年の年越しと28年の元日は大阪で過ごす。1月2日初日の新歌舞伎座「川中美幸新春公演」に参加のため、暮れの28日に大阪入り、けいこをやって越年の酒は他郷でという段取りだ。僕が出して貰うのは「初春初唄初笑い・浪花でござる」の第一部で、川中の歌を寸劇で・・・

傘寿・総大将沢竜二すこぶる元気!

 恒例の「沢竜の全国座長大会」は11月27日の昼夜、浅草公会堂で。芝居が「日本遊侠伝・会津の小鉄」で、第2部がおなじみのショー「唄って踊って90分!」当日前後のあらましはコラム「新歩道橋」933回にくわしい。いつものことながら、優しく声をかけ、叱咤激励してくれるのは若葉しげる、野々村重美・・・

秋の芝居のお知らせ

 めっきり秋らしくなって来て、秋と言えば芝居のお知らせ。田村武也が主宰する路地裏ナキムシ楽団の第6回公演「指切りげんまん」に出演する。10月16日(金)が午後7時から、17日(土)が午後2時からと7時からの2回、18日(日)が午後2時からの計4回で、場所は西武新宿線「下落合駅」北口徒歩1・・・

俺、役者で大繁盛の新年 2月に「歌麿」4月「居酒屋お夏」

2015年は早くも2つの劇場公演からお誘いがあった。その1は劇団若獅子プロデュース公演「歌麿~夢まぼろし」(笠原章・作、演出、主演)で2月5日から8日まで4日間6公演、場所は中目黒キンケロ・シアター。お話は寛政5年の江戸。吉原の遊女・多賀袖の背に刺青を彫るシーンから始まって、喜多川歌麿、・・・

12月は毎年おなじみの「沢竜の全国座長大会」

 12月になれば毎年おなじみの「沢竜の全国座長大会」今年は18日昼12時30分、夜5時30分開演で、浅草公会堂が会場。仕掛け人沢竜二、助っ人澤井信一郎が用意した演目は「名月赤城山」とショーの「眠狂四郎乱舞剣」の2本立て。出演は若葉しげる、橘菊太郎、三咲てつや、野々宮重美、宝海大空、若奈鈴・・・

「東宝現代劇75人の会」今年の公演

毎年参加している東宝現代劇75人の会の今年の公演は、11月5日(水)から9日(日)まで、例年の深川江戸資料館小劇場で行われる。演し物は「深川の赤い橋」で、横澤祐一の作・演出。 永代橋に近く、油堀川の河口あたりにある竹中医院の待合室を舞台に、下町の人々の交友を描く人情劇で、木場の貯木場が移・・・

星野哲郎を語るトークショー

10月18日の土曜日、午後2時から、小田急線代々木上原駅前、けやきホールで、作詞家星野哲郎を語るトークショーをやる。古賀政男音楽財団のミュージアム講座「歌い継ぎたい歌がある」シリーズの4回目。当初先輩の音楽評論家伊藤強氏がホストで僕はゲスト出演だったが、伊藤氏が体調不良のため、僕がホスト・・・

憧れの京都南座に出る!

  7月に京都と東京でやる芝居のけいこに入った。近松門左衛門原作、崔洋一監修、岡本さとる脚本・演出の「曽根崎心中」で、歌手の山内恵介を中心に秋山エリサが相手役のほか、山本陽子、瀬川菊之丞、つまみ枝豆、安藤一人、薗田正美、高羽博樹、鹿子かの子らが出演、僕も加わった。お話は曽根崎新・・・

さあ、2月明治座、3月新歌舞伎座だ!

新年のスタートは役者だ。1月13日の顔寄せから、2月の明治座、3月の大阪・新歌舞伎座公演のけいこ。松平健・川中美幸の2座長合同公演で、演目は松平版が「暴れん坊将軍・夢永遠江戸恵方松」(斉藤雅文脚本、水谷幹夫演出)川中版が「赤穂の寒桜・大石りくの半生」(阿部照義脚本、水谷幹夫演出) もっと・・・

芝翫河岸の旦那 -10号館201号室始末-

おなじみ東宝現代劇75人の会公演、今年は横澤祐一作・演出の「芝翫河岸の旦那・10号館201号室始末」で、9月26日から場所は地下鉄清澄白河駅そば、例年の深川江戸資料館小劇場。一昨年、同じ横澤作・演出でやった「水の行く方・深川物語」の姉妹編で、戦後20年ほどの深川が舞台。アパートの一室に同・・・