令和2年第一弾はコミカルに!

2020年1月15日更新


   暮れギリギリに台本が届き、正月は友人たちとの飲み会のあいまに、それと首っぴき。24日初日の川中美幸特別公演「フジヤマ"夢の湯"物語」(柏田道夫作、池田政之演出)で明治座に25日まで、詰め切りになる。

 主演の川中は、経営不振の銭湯「夢の湯」を抱え、ご町内何でもOKの代行サービス業で大わらわ。気をもむ写真館の主井上順、実業家麻丘めぐみや大衆演劇の座長松井誠らがからむ下町人情劇だ。僕の役は川中に寄り添う弁護士だが、ことらもいろんなキャラで出たり入ったり。コミカルな役づくりで楽しくお手伝い・・・を目論んでいる。

 松井は二度目、ほかに安奈ゆかり、由夏、穐吉次代、小早川真由、深谷絵美ら親しい顔ぶれとご一緒。三宅祐輔とは十手かざした親分子分で、大阪新歌舞伎座の花道を逆走した思い出がある。

 思い出と言えば、井上順がスパイダースのボーカルでGSブームの人気者、麻丘はレコード大賞の最優秀新人賞をゲットしたころのつき合いだが、いずれも僕の取材記者時代の話。役者になっての初対面で、2人がどんな顔をするかが楽しみだ。顔寄せけいこ始めは117日である。

フジヤマ人・うた・心