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新歩道橋

2018年2月12日更新


新歩道橋1007回

 神野美伽の「千年の恋歌」が面白い。荒木とよひさにしては珍しく短い4行詞。それも前半2行が片仮名表記で後半2行が平仮名表記。「会いたくて、会いたくて、ただ会いたくて」とか「次の世は、次の世は、ただ次の世は」なんてフレーズも出て来る。神野と荒木は離婚している。・・・

新歩道橋1006回

 冬の谷端川南緑道を歩いている、地下鉄有楽町線の要町駅から10分ほど、行く先は廃校になった大明小学校の211号室。もともとは図工用の教室だったらしい一室が、2月公演のけいこ場だ。所属する東宝現代劇75人の会が、毎回ここを使う。今回の演目は「私ん家の先に永代」・・・

新歩道橋1005回

 「心の中に底なし沼があって、書いても書いても、飢えています」 年賀状の中の、ドキッとするフレーズである。 「う~ん」 としばし、虚を衝かれた気分になる。そこまであからさまに胸中を言い切るか! 毎年、年賀状を山ほど貰う。ほとんどが歌社会の方々からだが、申し訳・・・

新歩道橋1004回

 昔の話だが、瀬川瑛子が「命くれない」でブレークし、賞を総なめにした彼女が言ったものだ。 「賞なんて、芸能人バレーボール大会で貰ったことしかないし、コメントを...と言われても、どう言っていいのか...」 涙ぐむ彼女を見守りながら、僕は大笑いした。そこまでが・・・

新歩道橋1003回

 《そうなんだ、彼女の場合は、歌手が芝居をやるんじゃなくて、役者が歌を歌っているということなんだ》 真木柚布子の演歌ミュージカル・一人芝居「知覧のホタル」を観て、改めてそう合点した。11月21日、渋谷の伝承ホールでの体験だが、何だかまだ生々しくその感触が残っ・・・

新歩道橋1002回

 「森進一の『さらば友よ』よかったぞ。あの調子なら、まだまだあるな...」 と言ったら、元ビクターの制作部長で、森の歌づくりに携わった朝倉隆が、 「そうですか、聞きたかったな」 と、嬉しそうな顔になった。11月18日の深夜、場所は山形県天童のスナック。元テイ・・・

新歩道橋1001回

 流行歌はやっぱり、フルコーラス歌うべきだし、聞くものだと常々思っている。それがいつのころからか、2コーラスが当たり前になった。テレビ・サイズに慣れたせいだろうが、これでは楽曲は未完のまま。それに疑問も持たずにプロ歌手が大てい2コーラスで、カラオケ族だけが聞・・・

新歩道橋1000回

 「次回は1000回ですから...」 編集部の寺澤有加里クンからの電話、心なしか声に笑いの気配がある。オメデトウの気分か。 《そうだよな、えらいことになったもんだ...》 と、当方はつい感慨深くなりかかるが、待て! 待て! と、自分を抑える。実りの秋だからあ・・・

新歩道橋999回

 時間ぎりぎりに飛び込んだ新宿文化センター大ホール、客席の1階20列に手前から作曲家岡千秋、作詞家石原信一、編曲家前田俊明が並んでいた。10月23日、未明に大きな台風が関東を駆け抜け、まだ天候が怪しげな夜で、神野美伽のコンサート2017がその催し。 「おっ〝・・・

新歩道橋998回

 読経の途中で僧侶が椅子から立ち上がった。 「喝!」 と、びっくりするくらいの大音声。どうやら臨済宗の引導らしく、だとすればここで、友人の俗名赤間剛勝は、戒名の「金剛院響天勝楽居士」に替わったのか。10月17日午前、大田区東海の臨海斎場で営まれた葬儀告別式の・・・
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