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新歩道橋

2018年10月 7日更新


新歩道橋1031回

 JR中野駅の南口商店街を少し入った右側「さらしな本店」に立ち寄る。サンプラザ・ホールでコンサートを見たあとの〝おきまり〟だ。「そば焼酎のそば湯割り」を頼むと、小徳利に焼酎、ポットにそば湯が出る。濃いめ薄いめは客次第。つまみは「そば味噌」と、これが妙なものだ・・・

新歩道橋1030回

 《そうか、山川豊は立ち姿がいい歌手なんだ》 9月16日夕、浅草公会堂で開かれた彼のコンサートの冒頭で、僕はそう一人合点した。ステージ中央の階段の上に、彼は立っていた。その背景にあるのは、真っ赤な空で、10月に還暦を迎える山川の〝来し方〟を示す夕焼けか、それ・・・

新歩道橋1029回

 歌手小沢あきこのダンナが倒れた...との一報は、けいこ場の空気を一変させた。路地裏ナキムシ楽団の中目黒キンケロ・シアター公演が初日を8月31日に控えていて、彼女はその主要女優の一人だ。座長で作、演出者の田村武也が、一応万が一の場合を考える。とは言え出演役者・・・

新歩道橋1028回

 演出家で映画監督の大森青児は、有言実行型。おまけにせっかちと来ている。彼を中心に関西で旗揚げ!? した作詞家集団「詞屋」が、早くも2枚めの自主アルバムを作ると言い出した。この人には川中美幸の劇場公演「天空の夢」ほかで、とび切りいい役を貰っている手前、僕は甲・・・

新歩道橋1027回

 樋口紀男氏の訃報は、8月20日夕、北区王子の北とぴあのけいこ場で聞いた。緊張気味の表情で小声で伝えてくれたのは、友人の田村武也。作曲家協会の弦哲也会長の息子だから、その事務所に寄って知ったのだろう。 《そうか、やっぱりな...》 ある程度、覚悟めいたものが・・・

新歩道橋1026回

 キャッチフレーズふうを先に書けば、 『熟練の作曲ユニット杉岡弦徳が放つ野心作! 史上初の長編歌謡曲「猫とあたいとあの人と」! 作詞は喜多條忠、歌うは松本明子!』 と言うことになる。BSフジテレビで4回ほど放送した番組「名歌復活」の収録中に持ち上がった企画。・・・

新歩道橋1025回

 連日、史上初の暑さが更新され熱中症で搬送された人数が放送される。お年寄りが亡くなるケースも。 《その仲間入りだけはご免だな...》 ぶつぶつ言いながら、僕は次の公演のけいこに出かける。酷暑とも炎暑とも言う多難な気候。この夏は僕の場合、7月23日から始まった・・・

新歩道橋1024回

 「彼女はひとつ、抜けたな。持ち前の明るさの芯に陰りがなくなった。演技にもそれが出て、今や全開放と言うところか」 明治座で奮闘中の川中美幸を観て、演出家の大森青児が言い切った。ここ2・3年、川中の持ち前の明るさにも、いまひとつ吹っ切れなさを感じていたらしい。・・・

新歩道橋1023回

 ベテラン俳優・田村亮扮する新聞記者は「軽妙」にして「酒脱」ひょうひょうたる言動で存在感を示す。品がいいのはご存知の通り。松竹新喜劇の売れっ子・曽我廼家寛太郎は「爆笑」と「お涙」の両極を演じる板前役。芝居全体を俯瞰する視線が、能ある鷹...で微笑の陰にある。・・・

新歩道橋1022回

 江東区森下に「SUN」という軽食と喫茶の店がある。ぶらっと入ったら作詞家たかたかしの色紙が目を引く。それも落款つきだから、店へ来た時に書いたものではなさそう。 「どういう関係なのよ」 と聞いたら、ママの口からいろんな名前が出て来た。作曲家市川昭介だの、作詞・・・
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