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新歩道橋

2017年10月15日更新


新歩道橋897回

  あろうことか、海江田万里氏の席で酒を飲んだ。民主党の代表である。それが11月18日夜の帝国ホテル。その前には僧侶の矢吹海慶氏としたたかに飲んだ。16日夜の山形・天童市のホテル舞鶴荘。片や全国区、片や地方区の有名人で、縁もゆかりもないはずだが、双方の酒が、・・・

新歩道橋896回

  昼まで寝坊をした。お陰で久しぶりにすっきりした眼覚めである。すぐに猫の風(ふう)が声をかけて来る。昼めしの催促。こいつ人間で言えば熟女の年ごろで、ふだんは寝てばかりの愛想なしだが、こういう時だけは猫なで声ですり寄る。ベランダの向こうは快晴の青空と白波大き・・・

新歩道橋895回

 11月5日午後4時、舞台の初日があいた。この日東京・深川は薄曇り、ピリッとした冬型の空気が心地よかった。東宝現代劇75人の会の深川江戸資料館小劇場公演「深川の赤い橋」(作・演出横澤祐一)は、午前11時過ぎから舞台げいこをやって夕刻の本番である。メーキャップ・・・

新歩道橋894回

  芝居の夢を見る。けいこ中のものの一場面だ。いつも通りの立ち位置で共演する人々がいる。いつも通りにお話が進むはずが、何と、突然みんながまるで知らない台詞をしゃべり始める。別世界に放り込まれる僕、棒立ちになる僕、頭の中が真っ白になる僕。 《何だ? えっ? 一・・・

新歩道橋893回

 「新宿でしたたかに飲んで、酔った彼女をタクシーでマンションへ送った...」と、どうしても話はそこから始めるしかない。  「歌を作ったんだけど、聞いてくれる?」  と言う彼女に従って、僕は彼女の部屋へ上がる――こう言うと何やら、艶っぽい一・・・

新歩道橋892回

  大阪に「詞屋(うたや)」を名乗るグループがいる。作詞家志願!?の男女の集まりで、もう2年ほど毎月例会を開き、作品の合評会をやっている。誘われて3回ほど顔を出したが、勢揃いした面々が、一筋縄ではいかぬ曲者ぞろい。 「釈迦に説法だろうけど、歌詞ってやつは目で・・・

新歩道橋891回

  無闇に心が踊る。新しい台本を手にした時だ。どんな芝居なのか、どんな役を貰えたのか。淡いベージュ色の表紙には、作・演出横澤祐一「深川の赤い橋」二幕――と、明朝の活字でクッキリ印刷されている。劇団東宝現代劇七五人の会第二九回公演、二〇一四年十一月五日(水)よ・・・

新歩道橋890回

  「小西さんはグリーンに乗るんでしょ」 芝居のけいこ帰り、横浜まで一緒の女優さんに言われてドキッとした。何とぜいたくな! と、自分でもたまにそう思う胸中を、見すかされた気がしたのだ。実は帰り道がおおむねそうなる。年のせいか疲れが澱にたまるし、大てい誰かと飲・・・

新歩道橋889回

  何年ぶりになるだろう。やっと田辺エージェンシーの田邊昭知社長に会った。8月25日、明治記念館で開かれた中村美律子と増位山太志郎の新曲発表会。二人のお抱え主・ゴールデンミュージック市村義文社長がやった催しだ。一見関係なさそうな田邊社長やバーニングプロの周防・・・

新歩道橋888回

 「見に来てくれませんか!」 と、歌手本人から電話がある。とても珍しいことだが、何だか嬉しい。そのうえにまだもごもごと、 「で、あのォ、あいさつというか、乾杯の音頭というか...」 と口ごもっている。 「判った、判った、何でもやるからさ」 と、僕は即答する。・・・
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