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新歩道橋

2019年5月12日更新


新歩道橋1041回

 何かと屈託多めの新年、さて仕事だ、仕事...と切り替えて、CDをあれこれ聞き直す。胸の奥にツンと来る歌を選び出した。ブラザーズ5の「吹く風まかせ~Going My Way」と沢竜二の「銀座のトンビ~あと何年ワッショイ」の2曲。双方熟年の男の、成り行きで生き・・・

新歩道橋1040回

 「星野先生は、めんこいなあ...」 と、それが口癖の男がいた。作詞家星野哲郎を見やりながら、少年みたいな眼をキラキラさせて酒を飲む。当の星野は温顔しわしわとテレ笑いしながら、杯を交わす。昭和61年から21年もの毎夏、二人はホテルの宴会場やバーで、そんな出会・・・

新歩道橋1039回

 「悲しい酒」から「愛燦燦」まで、ひっきりなしに美空ひばりの歌声が流れて来る。 《文字通り歌声は永遠だな。彼女が亡くなったのは平成元年、その平成も30年の今年で終わろうというのに...》 親交があった感慨ごと楽屋のモニターをのぞけば、踊っているのは大衆演劇の・・・

新歩道橋1038回

 エレベーターを降りたら眼の前に、坂本九が立って居たので驚いた。まっ赤なジャケットを着て、おなじみの人なつっこい笑顔だ。等身大のパネルである。集まる人々が、彼をはさんで記念写真を撮りはじめる。その人数が次第に増え雑踏に近いにぎわいになるが、何だか穏やかないい・・・

新歩道橋1037回

「おお!」 思わず僕は快哉の声をもらした。大手プロダクション、サンミュージックの創立50周年記念式典の写真を見てのこと。前列中央に相澤社長、森田健作千葉県知事と並んで名誉顧問の福田時雄さんの笑顔があるではないか! 〝業界現役最長不倒距離〟と敬意をジョークに託・・・

新歩道橋1036回

 「まず、安室奈美恵をどうするかかな」 そう口火を切ったら、関係者は「えっ?」という顔と、「そうか・・・」という顔になった。11月14日午後、代々木上原の古賀政男音楽財団の一室、開かれたのは「大衆音楽の殿堂」の運営委員会だ。この殿堂は昭和を中心に「歌謡曲、ポ・・・

新歩道橋1035回

 いつもまず〝最悪の事態〟を想定する。次に、そうならないための対策を幾つか。それを使って臨機応変、難儀をクリアすれば、まずほどほどに事は収まる。そんな習癖を僕は、スポーツニッポン新聞社で身につけた。整理部というセクションで1ページを任され、編集し紙面を制作す・・・

新歩道橋1034回

 10月22日の月曜日は雨。翌23日火曜日は小雨。小豆島に居た。瀬戸内海では淡路島に次いで2番目の大きさ。映画「二十四の瞳」の舞台になったことや、有数のオリーブ産地として知られる。かつて、この島おこしのために石川さゆりの「波止場しぐれ」を吉岡治が作り、その縁・・・

新歩道橋1033回

 月に一度がもう何年も続いているから、僕が今、一番頻繁に会っている歌手はチェウニである。USENの昭和チャンネルで、月曜日に終日放送中の「歌謡曲だよ人生は」のレギュラー同士。一回一人をゲストに、作家なら作品、歌手なら旧作から新作まで30曲前後を聞きながらの四・・・

新歩道橋1032回

 〽口で言うより手の方が早い... いつか聞いた歌の一節だが、今ふうに言えばパワハラ・ソングか。今回はそれとは全く違う〝手〟を拝見した。7月の川中美幸公演、9月末から10月にかけての氷川きよし公演、いずれも劇場は明治座で、双方、池田政之という人の作、演出。こ・・・
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