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新歩道橋

2019年11月 9日更新


新歩道橋1048回

 いきなりびっくりするくらいの〝ゆうとコール〟である。赤羽会館1階の客席はほとんど女子。歌が始まれば一斉にペンライトが揺れて、そのリズム感もなかなかだ。3月23日夕、辰巳ゆうとのファーストコンサート。昨年末のレコード大賞最優秀新人賞ほか、いろんな賞を取った注・・・

新歩道橋1047回

 内田裕也はいつも「怒って」いたし「いらだって」いた。自分の考えにそぐわない事柄が多過ぎるし、それをアピールしても届かない無念がある。言動が粗野だから、主張ぶりは時に〝事件〟となって、世間の耳目をにぎわしてしまう。 《そうじゃねぇんだよ、このタコ!》 という・・・

新歩道橋1046回

 「二度とない人生だから...」 を冒頭に置いて、いくつかの心得が並ぶ。いわく―、 「太陽や月、星に感謝して、宇宙の神秘を思い、心を洗い清めていこう」 「風の中の野の花のように、命を大切にして、必死に、丁寧に生きていこう」 「お金や出世より、貧しくとも心豊か・・・

新歩道橋1045回

 元第一プロダクション社長岸部清さんの死は、淡路島で聞いた。2月11日、作詞家阿久悠の故郷のこの島で、阿久作品限定の大がかりなカラオケ大会「阿久悠音楽祭2019」をやったことは、この欄でも書いた。その大会が終わり、大盛会に気をよくした打ち上げで、ひょいと席を・・・

新歩道橋1044回

 「仲間たちをなァ、大事になァ」 これが亡くなった作曲家船村徹からのメッセージ。本人の筆跡で、遺影とともに祭壇に飾られた。透明のアクリル板仕立てで、背後の桜の花が透けて見える。その前には位牌と、生前愛飲した酒「男の友情」のボトルや愛用のグラス、周囲には春の花・・・

新歩道橋1043回

 淡路島に居た。2月10日から12日の2泊3日。東京からすれば南の方である。多少は暖かいか...と、のん気な旅は、羽田から徳島へ空路1時間20分、空港から大鳴門橋の高速を車で40分、島の中心部洲本へは案外あっさり着いた。しかし寒い。日本へやって来た例の史上最・・・

新歩道橋1042回

 「お金が要るんです。お金をちょうだい!」 歌手が舞台で大真面目に言うから、少々驚いた。客席からはクスクス笑いが起こる。それが大笑いにつながったのは次の一言。 「会社があぶないんです。お金がないと、つぶれちゃうんです!」 井上由美子の、いわば自虐ネタ。応援に・・・

新歩道橋1041回

 何かと屈託多めの新年、さて仕事だ、仕事...と切り替えて、CDをあれこれ聞き直す。胸の奥にツンと来る歌を選び出した。ブラザーズ5の「吹く風まかせ~Going My Way」と沢竜二の「銀座のトンビ~あと何年ワッショイ」の2曲。双方熟年の男の、成り行きで生き・・・

新歩道橋1040回

 「星野先生は、めんこいなあ...」 と、それが口癖の男がいた。作詞家星野哲郎を見やりながら、少年みたいな眼をキラキラさせて酒を飲む。当の星野は温顔しわしわとテレ笑いしながら、杯を交わす。昭和61年から21年もの毎夏、二人はホテルの宴会場やバーで、そんな出会・・・

新歩道橋1039回

 「悲しい酒」から「愛燦燦」まで、ひっきりなしに美空ひばりの歌声が流れて来る。 《文字通り歌声は永遠だな。彼女が亡くなったのは平成元年、その平成も30年の今年で終わろうというのに...》 親交があった感慨ごと楽屋のモニターをのぞけば、踊っているのは大衆演劇の・・・
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