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新歩道橋

2017年10月15日更新


新歩道橋967回

〽兄弟船は真冬の海へ、雪の簾をくぐって進む...と来た。 《雪の簾か、星野哲郎ならではのフレーズだな》 僕は今さらながら〝海の詩人〟の言葉選びの凄さを再確認する。11月24日、葉山一色は雪。この時期の初雪は、昭和37年以来54年ぶりだと言う。僕が星野と初めて・・・

新歩道橋966回

 隣りに作曲家の弦哲也が居る。11月15日夜、原宿のミュージックレストランの片隅。テーブルにはオードブルとピザの皿があり、二人には赤ワインのグラス。僕は少し関係者ふうなたたずまいで、おがさわらあいの歌を聞いている。彼女を囲むのは6人のミュージシャンで、前列で・・・

新歩道橋965回

 「大阪しぐれ」の歌詞はけっこう隙間があったなと思う。それでは作詞家吉岡治は、先輩の石本美由起同様に、そんなタイプの書き手で、作曲した市川昭介や歌い手に事後を託したのか? いや、あながちそうでもない。「天城越え」はどんどん隙間を埋めて、歌づくり合宿をした作曲・・・

新歩道橋964回

 やっぱり話は〝心友〟高野公男のことで終始した。文化勲章受章が決定した作曲家船村徹の記者会見。10月27日午後、代々木上原の日本音楽著作権協会(JASRAC)の会場はおめでたムード一色。彼はこの協会の名誉会長だ。 「大勢の先輩たちの忘れものを、私が拾って届け・・・

新歩道橋963回

 「冬美、来たぞ、やっと来たぞ!」 おつきの女性がさえぎるのも構わず声をかける。10月20日午後の明治座の楽屋。のぞき込むのれんの向こう側、化粧台に向かう坂本冬美が振り向いて満面の笑顔になった。芝居とショーの合い間の休憩時間、ほど良いころあいに声をかけたのだ・・・

新歩道橋962回

 「おい、どうなってるのよ、これは...」 友人の花屋マル源の鈴木照義社長に説明を求めた。10月5日夜、東京のグランドプリンスホテル新高輪・飛天でのこと。北島三郎の芸道55周年感謝の宴が開かれたのだが、その会場づくりが凄まじかった。 いつもなら入り口から会場・・・

新歩道橋961回

 《さて、例のピョンピョンを見に行くか...》 9月25日午後、逗子から湘南新宿ラインで新宿へ出て、中央快速で中野へ一駅。日曜日で他に仕事もないし...と、気楽な1時間ちょっとのはずだった。見に行く相手は水森かおり、その浮き浮き気分に、割り込んだ奴がいる。サ・・・

新歩道橋960回

 歌手山内惠介が、東海道新幹線の小田原駅を降りたのは午後3時1分。そこから南足柄市文化会館ホールへ車で駆けつけた。東京での仕事のメークはそのまま、衣装はさすがに着替えている。拍手と歓声に迎えられてステージに現れたのが午後4時。「スポットライト」「恋する街角」・・・

新歩道橋959回

 「同行二人」という言葉がある。「どうぎょうににん」と読み、巡礼者が「いつも弘法大師とともにある」という祈りを込めて、笠などに書きつける。作曲家船村徹の場合は、心友の作詞家高野公男が弘法大師に当たるように思える。船村が24才の時にブレークした「別れの一本杉」・・・

新歩道橋958回

 21年前の1995年5月8日、テレサ・テンはタイのチェンマイのホテルで亡くなった。42才の若さで、ぜん息による呼吸困難のためである。同行していたのはフランス人の自称カメラマン、ステファン・ピエール。14才年下の恋人のイケメン。テレサは常々郷ひろみや田村正和・・・
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