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新歩道橋

2017年12月17日更新


新歩道橋943回

 彼は扇子を胸の前でバタバタさせながら、よく美空ひばり家へ現れた。 「よォ、おす...」 居合わせた誰に言うでもないあいさつは、そんな一言。昔、ひばりの実弟哲也の不祥事から、一家が孤立していた時期も、彼の行動は変わることがなかった。ひばり母子と親交があったN・・・

新歩道橋942回

 ずいぶん久しぶりに、浅川マキを聴いた。「ちっちゃな時から」「かもめ」「愛さないの愛せないの」などの初期の歌から「ボロと古鉄」「ブルー・スピリット・ブルース」「裏窓」「ゴビンダ」など、熟成期の作品まで。3月中旬、気温17度、やっと春めいて来た葉山の海の穏やか・・・

新歩道橋941回

 6月に東武鉄道を「ひばりトレイン」が走るそうな。美空ひばりのあで姿をラッピングした車輌が、関東平野をひた走りなのかな...と、ぜひ乗りたい気分になる。行く先は日光、近ごろ激増している外国人観光客も視野に入れて...と、ひばりプロ加藤和也社長と有香夫人が、こ・・・

新歩道橋940回

 五木ひろし、細川たかし、石川さゆり、中村美律子、島津亜矢らと旅をした。出演したのは千葉・神崎ふれあいプラザ、大阪・松原市文化会館、名古屋・北文化小劇場、東京・中目黒キンケロ・シアターで全10回公演。ただし冒頭のスターたちは歌声だけ。大衆演劇の若い座長・門戸・・・

新歩道橋939回

 《集団就職列車なあ...》 作詞家坂口照幸と話していて、ふと胸の詰まる思いをした。2月19日「USEN・昭和チャンネル」の録音でのことだ。彼は長崎・松浦市からその列車に乗って、名古屋へ出たと言う。昭和30年代、列車は全国の地方から都会を目指した。中学を卒業・・・

新歩道橋938回

 せっせと成田へ通っていた。といっても2月に入って毎日のことだから、決してゴルフではない。大衆演劇の若い座長・門戸竜二の奮闘公演に加えて貰ってのけいこである。門戸とはいくつもの川中美幸公演や昨年の三越劇場「居酒屋お夏」(名取裕子主演)などで一緒になった旧知。・・・

新歩道橋937回

 ゴルフの初打ちは、1月19日に葉山国際でやった。大雪騒ぎの最中だったが、湘南は雪もなく晴天。そのかわり大風で、打球が舞い上がり、フェアウェーを横切ってOBゾーンへ消える。寒さに震え、こごえる手に息を吹きかけながら、何とか完走したのは小西会の物好き2組ほど。・・・

新歩道橋936回

  作詞家の石原信一が大きめで真っ赤な花の胸章をつけている。 「おい、おい、どうしたんだ一体、古稀にはまだ2年くらいあるだろ」 一回り年下の古い友人だから、そんな冗談が先に立つ。1月21日の夜、赤坂の日本海運倶楽部で開かれたのは日本音楽著作家連合の新年懇親会・・・

新歩道橋935回

 「紅白歌合戦」は宿舎でひとり、のんびりと見た。一夜あけた元日は、ホテルそばの生國魂神社に初詣をした。ここまでは何十年ぶりかの、粛々とした年越しである。それが一転、夜は新世界ジャンジャン横丁そばのスナック「春」で、騒然の新年祝いになった。 《大阪もなかなかに・・・

新歩道橋934回

 「さてと...」 早めだが今年最後のこのコラムを書き始めたが、何とも落ち着かない。明12月10日午後に衣装合わせとかつら合わせがある。1月、大阪新歌舞伎座の川中美幸新春公演用で、福家菊雄作、演出の「浪花でござる」とオンステージ「人うた心」の二本立て。「浪花・・・
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