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小西良太郎のカラオケ談義

2018年7月29日更新


鳥羽の『儚な宿』がいいぞ!

殻を打ち破れ199回  ≪えっ? 何だこれは? 俺、そんなに酔ってるか?≫  ほろ酔いの深夜、新着のCDを聴いていて突然、覚醒した。東京で仲間うちと飲み、葉山の自宅へ戻ってのこと。新橋―逗子が横須賀線、逗子からはタクシーで2時間弱。年のせいで少なめになった焼酎・・・

『天草情歌』の意味は重い

殻を打ち破れ198回昭和の名残りの歌になるのか? おそらくこれがそういう最後の作品だろう...。そんな思いで天草二郎の新曲『天草情歌』を聴いた。作詞が中山大三郎、作曲が船村徹。亡くなった二人の歌書きが共有した青春の感慨が、平成の30年を飛び越して今、しみじみと・・・

阿久の遺作をハコに託す

殻を打ち破れ197回 "阿久悠プロジェクト"で働く西澤雅巳君からFAXが届いた。阿久の存命中から旧知の友人だから「何事か!?」と老眼鏡を取り出す。用件は阿久の未発表の詞についての問い合わせ。昨年は彼の没後10年、作詞活動50周年の節目で、遺作のCD化やトリビュ・・・

同期生・三沢あけみを聴く!

殻を打ち破れ196回  三沢あけみのアルバムを聴いた。『私の選んだ作品集』というタイトルに、ニヤリとしてのこと。彼女が50年を越す歌手生活を振り返り、あれにしようか、これも入れておきたい...と、作品選びをする風情が眼に見える。それにまつわる思い出も、あれこれ・・・

聴き手冥利だ「名歌復活」

殻を打ち破れ195回  バーのラウンジ、左からギターを抱えた弦哲也、徳久広司、杉本眞人、その右側にピアノがあって岡千秋が陣取る。ちょいとした豪華版、それぞれが弾き語りで作曲家を目指した思い出の曲を歌い、往時を語るのだから、これはいくらお金を積んでも見られない光・・・

新年、天童人情の酒に酔う

殻を打ち破れ194回  「賀正 祈 歌謡発展 身体健全」  と大書してある。何と、朱筆で達筆である日付はもちろん平成30年元旦。歌社会に長く身を置く僕あての、シャレの年賀状などと早合点しないで頂きたい。送り主が何と「天童大黒天、観月山妙法寺第十八世」の矢吹海慶・・・

『海猫挽歌』永井裕子が孵化した!

殻を打ち破れ193回  ≪ほほう!≫  作家や歌手の進境に時おり出っくわす。毎月、かなりの枚数のCDを聞いてのことだが、そんな時はわが事のように、嬉しくなる。相手の顔を思い浮かべて、電話でもしようか...という気分。そんな出来事は、そうそうないせいだが、こちら・・・

人間味が横溢、作曲家の弾き語り

殻を打ち破れ192回 BSテレビは昭和の歌ばやりである。戦後の作品が多いが、演出も手を替え品の替えだ。僕にもあちこちから、声がかかる。時おり、  「誰か他の人に頼んでよ」  と、断りにかかることがある。親しいつき合いがなかった歌い手さんの場合で、実感的な話が出・・・

エドアルドの『竜の海』に 興奮している。

殻を打ち破れ191回 ≪よし、この1曲であいつの世界は決まったな≫   エドアルドの新曲『竜の海』を聞いて、即座にそう思った。海の男の生きざまを描いて、石原信一の詞がいい。1コーラス5行、カッチリと無駄のない表現。作曲の岡千秋も力が入っている。ズン!と鉈で切り・・・

大願成就へ・『デラシネ』の門戸竜二

殻を打ち破れ190回  門戸竜二という役者がいる。大衆演劇ファンにはよく知られた名で、この世界の「プリンス」と呼ばれる青年だ。おなじみさんが絶賛するのは見事な女舞い。妖艶な花魁(おいらん)や芸者姿から、少女と見まがう可憐な町娘まで、相当な美しさになる。坂東流の・・・
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