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小西良太郎のカラオケ談義

2019年6月30日更新


君は北川裕二を知っているか!

殻を打ち破れ210回 歌謡界は、いい人なら何とか生きられるほど甘くはない。人柄よりも才能本位だから、時に厄介なタイプでも、うまく行くことがある。しかし、長もちするのは「いい人」の方だ。人間関係がものを言う世界のだから、嫌われもんが長もちした例は、ほとんど無い。・・・

弔辞にユーモアと拍手なんてアリか?

殻を打ち破れ209回 弔辞に拍手が湧くなんてことは、ありえるだろうか? 葬儀における弔辞はふつう、故人の業績や人望を讃える。相手が成功者ならネタが多く、遺徳をしのんで哀調もほどほど。しかし、さほどでもない人を真面目な人がやると、形通りで社交辞令に上滑り。その・・・

昭和の男・佐伯一郎は元気だ

殻を打ち破れ208回   「地方区の巨匠」と呼びならわしている佐伯一郎は、すこぶる元気である。  「聞いてみてよ」  と届いたのが、自作の15曲ほどを収めたCD。本人や弟子が歌っているデモだが、いかにも彼らしい"昭和テイスト"横溢・・・

再見!ちあきなおみと二人の男

殻を打ち破れ207回 偶然ってあるものだと思った。なかなかに味なものだとも思った。2月にちあきなおみを2度も聞いたのである。もちろんCDとテレビの映像でのことだが、久しぶりに沁みたのは『紅とんぼ』と『紅い花』の2曲――。  『紅とんぼ』にグッと来たのは、1日の・・・

山田太郎は、また咲くのか!

殻を打ち破れ206回  新年早々、まず聞いたCDは山田太郎の『やっと咲いたよなぁ』だった。  ≪ふむ...≫  いろんな感慨がいっぺんに胸に来る。まずジャケット写真の彼の笑顔だが、亡くなった父君の西川幸男氏に似て来ている。しっかりとカメラを見据え、ほほえんでみ・・・

歌詞に、着想の大胆さや細かい工夫を

殻を打ち破れ205回  今年のレコード大賞の作詩賞は、松井五郎が受賞した。対象は山内惠介の『さらせ冬の嵐』と竹島宏の『恋町カウンター』の2曲。演歌ファンには聞き慣れぬ名前かも知れないが、この人はポップスの世界ではベテラン、相当な有名人だ。  ≪よかったな。本人・・・

『片時雨』が心地よく哀しいヨ

殻を打ち破れ204回  新曲の『片時雨』を聞いて「うまくなったな」と思った。もう一度聞き直して「いいじゃないか!」になった。岩本公水とはデビュー以来のつき合いだが、このところちょっとご無沙汰。そんな話をしたら編集部から「会ってみません?」ということになって――・・・

『銀座のトンビ』を沢竜二で やるぞ!ワッショイ!

殻を打ち破れ203回  大衆演劇の大物・沢竜二と売れっ子編曲家の伊戸のりおが、文京区関口台のキングスタジオで待っていた。徳間ジャパンの梶田ディレクターと僕が合流する。10月4日夕、それぞれ旧知の仲だから「やあ、やあ」「どうも、どうも」になる。実はこれが一つの企・・・

ルービー・ブラザーズに共感する!

殻を打ち破れ202回  最近はあまり使われないが、歌社会にバンド言葉があった。「サ~ケ」は「酒」「ルービー」は「ビール」「テルホ」は「ホテル」「ナオン」は「女」...と、単純なサカサ表現。テレビで芸人さんが「マイウー!」と叫んだりするのは「うまい!」の意で、た・・・

テラと呼ぶ男とのあれこれ

殻を打ち破れ201回 手許に一枚のCDがある。『MOSS WAVE 1968~1984』のタイトルで非売品。これは友人寺本幸司を主人公にしたパーティーで配られた。収められているのは19曲。浅川マキの『夜が明けたら』や『かもめ』下田逸郎の『踊り子』南正人の『海と・・・
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