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小西良太郎のカラオケ談義

2017年12月 2日更新


君は『人生(ブルース)』を聞いたか?

殻を打ち破れ181回  母親が男を追って家を出た。捨てて行かれた娘から見れば、相手は父とも呼べぬどうしようもない奴だった。氷雨降る日に彼女は、そんな母を思い出す。別れた町角、娘は出奔する母をそこまで追ったのだろうか?  長保有紀が、キャラと声味に似合いのいい作・・・

鳥羽・山川兄弟の「男気」

殻を打ち破れ180回 ≪ほう、それを歌うかね...≫  山川豊が挙げた曲目『希望(のぞみ)』に強い興味を持った。作曲家船村徹が刑務所慰問用に作詞、作曲、無性に沁みる歌唱で、女囚たちを泣かせる歌だ。大勢の弟子たちもあれは師匠の持ち歌...と、敬意を表してかあまり・・・

ヨシノブ、未樹に潮は満ちて来たのか?

殻を打ち破れ179回 「10周年です。親爺さん、よろしくお願いします」  という、筆文字の走り書きつきで、松川未樹のアルバムが届いた。送り主はワークス・ディ・シィの大野佶延社長、北島三郎の実弟で松川の所属プロのボス、プロデューサーも兼ねる。  ≪おやじさん..・・・

伍代が船村作品をゲットしたぞ!

殻を打ち破れ178回 一年先の話は鬼が笑うなんていい方は、もう昔のこと。何しろこのごろの日本は、四年も先の東京オリンピックに浮かれているんだもの...と思っていた。そんな矢先に、来年の話をしたのが伍代夏子で、観客が大笑いした。来年といっても1月に発売する新曲『・・・

三井と日高の友情に拍手を!

殻を打ち破れ177回 友人に三井健生という男がいる。イケメン・スターの山内惠介を筆頭に、大勢の歌手を抱えるプロダクション、三井エージェンシーの社長で、僕らのお遊び仲間"仲町会"のメンバー。音楽事業者協会傘下の大手プロダクションが、いつのころからか歌手よりも俳優・・・

夏一夜、長編歌謡浪曲に酔う!

殻を打ち破れ176回 ≪へぇ、22分もの歌謡浪曲を作曲して、そのデモを弦哲也が全部歌ったってか...≫  中村美律子と話していて、僕はかなり驚いた。彼女の30周年記念の長編『無法松の恋~松五郎と吉岡夫人~』についてだが、このヒットメーカーの仕事ぶりは、実に何と・・・

友あり!55周年記念曲が届く

殻を打ち破れ175回 新作のCDは、歌い手本人から届いた。差し出し人欄に、あの懐かしいサイン書体で「新川二朗」とある。今年がデビュー55周年の節目。記念曲が『泣かせ酒』(仁井谷俊也作詞・水森英夫作曲・伊戸のりお編曲)でパーティーもやると言う。  便箋の走り書き・・・

没後7年、三木たかしの未発表曲が出揃う!

殻を打ち破れ174回 ≪『蒼空の神話』ねぇ。タイトルとしちゃ頑張り過ぎの気もするが...≫  ニヤリとしながら、チェウニの新曲を聞く。荒木とよひさの詞、三木たかしの曲...。  聴きおえて、なかなかのものと合点した。8行詞の前半4行分、かわいい女になりたいと・・・

君は『空蝉の家』を聞いたか!

殻を打ち破れ173回 男は家を売りに来ている。父母はすでに亡く、放置したままになっていた故郷の生家だ。蝉しぐれの夏、彼の胸中に去来するのは、懐かしさとやるせなさ...。  堀内孝雄の歌声が、じゅんじゅんと主人公の思いを語る。穏やか過ぎるくらいの風景の中で、情感・・・

村木弾の男振りをヨイショする!

殻を打ち破れ172回 ≪いいじゃないか!気張らず力まず、すっきりと、いい歌い振りだ...≫  新人村木弾のデビュー盤『ござる~GOZARU~』と『北の男旅』を聴いて、僕は胸を熱くした。「船村徹最後の内弟子」がキャッチフレーズの青年である。船村作品を多く歌い恩義・・・
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