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小西良太郎のカラオケ談義

2017年9月 3日更新


紅い餅・本間由里・石狩挽歌

殻を打ち破れ158回 大晦日、ドカドカとやって来た客が、ドカドカと帰る。葉山の海の夕陽に乾杯!の趣向が「ゆく年くる年」の途中まで続いたのだから、みな相当に酔っていた。静かになったから、餅を少し焼く。大きめの蒲鉾みたいな奴を薄く切って、面倒だからチンする。なぜ・・・

新年、歌づくりの変化に期待しよう!

殻を打ち破れ157回 「賞なんてものは、生涯無縁だと思ってたんだけどね...」  語尾でニヤッと笑ったから、シャレかと思った。"賞"と"生涯"のショウである。日本レコード大賞の作詩賞を受賞した喜多條忠。受賞作が『愛鍵』で発売当初「今度は当て字か」と、どこかに書・・・

追悼中川博之、美川の新曲を聴く。

殻を打ち破れ156回  11月11日、東京は時々小雨、気温が15度を切った冬日に、中川博之が納骨された。墓所は青山・梅窓院。ムード歌謡で一時代を作った彼に似合いか、盛り場の一隅にある有名な寺で、取り仕切ったのは夫人で作詞家の髙畠じゅん子。  その中川の遺作が新・・・

パルチザン徳久の技と本線を聞く!

殻を打ち破れ155回  島津悦子の新曲『惚れたのさ』を聞いて、 ≪ほほう!≫ になった。やくざ唄みたいに骨太のメロディーを、ザックリ歌ってなかなかである。彼女にとって、これが初めての男唄と知って、また、 ≪ほほう...≫ になる。パーティーなどで出会・・・

たまらんね、池田充男の艶と技

殻を打ち破れ150回  「いいのが出来たよ。船村(徹)先生なの」 パーティーの出会い頭で、作詞家の池田充男が相好を崩す。大月みやこの新曲らしい。僕はその場でキングレコードの幹部をつかまえ、 「聞かせてよ、早く。テスト盤を自宅へ。な!」 と、段取りをつける・・・

日野・若草の穏やかな世界もいいぞ!

殻を打ち破れ149回 猛暑、酷暑、烈暑...なんて字を並べてみる。日本の季節はどうかなっちまったみたいで、まるで亜熱帯の日々。暑いだけではなく、各地に大雨の被害が続出、死者まで出ているのだからこの年で、生き延びている分だけ有難いと思うしかないか。 そんな・・・

福田こうへいを研究したぞ!

殻を打ち破れ148回 「一度ナマを見ておいて下さいよ。チケット完売だけど、席は用意します」 キングのプロデューサー古川健仁からの誘いに「そりゃ大変だ!」と出かけた。6月26日午後の浅草公会堂。福田こうへいのコンサートだが、午前の部も含めて、なるほど大変な・・・

登ちゃんが『孫が来る!』で泣いた。

殻を打ち破れ147回 ♪漁師に生まれて よかったね... 『海峡の春』という曲の一番、三番の歌い締めのフレーズ。岡千秋の歌がここへ来ると必ず会場から共感のどよめきが起こる。北海道の鹿部。人口5000の漁師町の人々は、この作品を"わが歌"と受け止めているの・・・

ちあき哲也、永遠の異端児!

殻を打ち破れ146回 「あの子はねぇ」 とちあき哲也が言うから「どの子かな?」と思ったら、相棒の杉本眞人のことだった。ひ弱な作詞家とやんちゃな作曲家。どこに共通点があってのコンビだろうと常々思っていたが、相手の呼び方でまた意表を衝かれた。僕が長いことしゃ・・・

あいつらの昭和・俺の昭和

殻を打ち破れ145回 ≪その後どうしているか?≫ 時おり思い出す"気になる奴"がいた。もう一昨年の秋になるか、山形・天童のスナックで、ばかでかい声で歌っていた男。佐藤千夜子杯のカラオケ大会のゲストに呼ばれたスポーツマンふうのっぽで、韓国の歌を何曲か。 「う・・・
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