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小西良太郎のカラオケ談義

2017年12月 2日更新


君はMIZMOの「3D ENKA」を聞いたか?

殻を打ち破れ137回  ≪星野哲郎もびっくりするだろう。市川昭介は"やるもんですねぇ"と笑うかも知れない≫ 異様に暑い夏の一日、亡くなってずいぶんの月日が経つ巨匠2人の顔を突然思い浮かべた。MIZMOと名乗る娘たちのアルバムで『アンコ椿は恋の花』を聞いて・・・

夏の再会、阿久悠もう7回忌

殻を打ち破れ136回 ≪やっぱりこの人には、六本木界わいが似合いなのかも知れない≫  7月6日の昼、西麻布、長谷寺の阿久悠の墓前で、ふっとそんなことを思った。長い作詞家生活のほとんどを、彼は六本木の事務所や仕事部屋で過ごした。そのせいだろう、彼と僕の食・・・

吉岡・岡林作品が照射するもの

殻を打ち破れ135回  ≪友あり、遠方より来たる!≫  の感があって、ワクワクした。岡林信康から新しいアルバム『アナザー・サイド・オブ・オカバヤシ』が届いてのこと。収められた13曲が全部吉岡治の作詞で、ちょうど5月17日が、彼の3回めの命日だった時・・・

杉本眞人とすぎもとまさとの 間で、何が起きているのか?

殻を打ち破れ134回 「おや?」  と、聞き耳を立てる。すぎもとまさとのシングル『アパートの鍵』について。3月のあたま、場所は台湾のホテル華泰王子飯店の一室。小西会という仲間うちのゴルフ・ツアー!?の途中だが、やり残した仕事を持ち込んでいた。そこで、す・・・

君は船橋浩二の『雪国の女』を聞いたか?

殻を打ち破れ133回 居酒屋「けい」で飲んだ。名古屋城近く、又穂町という住宅街にポツンとある店。逆L字型のカウンターに、テーブル席が三つほどの規模だが、地元の常連客で賑っていた。美人ママの愛想と、おいしい酒の肴のあれこれが人気なのか。僕らに乞われて歌いは・・・

新人川上大輔をヨイショする!

殻を打ち破れ132回  歌い手最大の武器は「声」だと思っている。一度聞いたら忘れられない声、二度目には「あいつだ!」と判る声。それが楽曲で淀みなく生かされ、ほど良い感情移入が出来たら鬼に金棒だ。しかし、そんな声の持ち主は滅多に居ない。歌手を目指す若者の、・・・

北の温泉町で『酒のやど』が沁みた!

殻を打ち破れ131回  親愛の情をこめて「和尚!」と呼びならわす快人物がいる。山形・天童市の名刹の住職・矢吹海慶氏。地元の有力者で「佐藤千夜子杯歌謡祭」を取り仕切るが、博覧強記、酔余の雑談が滅法楽しい。時に「酒と女は2ゴウまで」などと、生ぐささもほどほど・・・

日野美歌は近ごろ、只者ではないぞ!

殻を打ち破れ131回 ≪ほほう、なかなかのボーカリストぶりではないか…≫  日野美歌のコンサート。客席の片すみで僕は、メモの手を止め、しばしその歌声に身をゆだねた。『港が見える丘』や『蘇州夜曲』なんて古い曲から、自作自演の『横浜フォール・・・・

やるじゃないか!婿どの...

殻を打ち破れ130回   ディディデン…と、前奏のド頭から爪弾きのギターである。  ≪おっ、来た!来た!≫  と、聴いている僕は、即座に“その気”になる。このテの歌には、歌謡少年だった昔からの血が騒ぐの・・・

原文彦は、ただ者ではないぞ!

殻を打ち破れ129回  ♪あんた死ぬまで 一緒がいいと こおろぎみたいに おんなは泣いた…  と来た。僕はガツンとショックを受ける。こおろぎ? その鳴き声って一体? などと、理屈をこねる必要はない。胸を衝かれた表現と酔い心地なら・・・
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