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小西良太郎のカラオケ談義

2017年12月 2日更新


ここまで古けりゃ、新しさに通じるか?

殻を打ち破れ118回  「ねぇ、びっくりしないでね!」  秘密でも打ち明けるような小声で、三沢あけみにそう言われたのは5月ごろだったろうか。  「ン?」  となった僕に、彼女が告げた曲目が『三味線ブギ』と『高原の駅よさようなら』の2曲。そ・・・

意表を衝いて、納得させて...

殻を打ち破れ117回  「ン?」  と、タイトルでひっかかった。天童よしみの新曲『パンの耳』だが、およそ流行歌、それも演歌のものとは程遠い。相当に“奇”をてらったか?それだけだとあざといが、近ごろは『トイレの神様』の例・・・

島津亜矢の熟成・阿久悠の作品力

殻を打ち破れ116回  8月1日、阿久悠の4回目の命日が来る。 ≪あの夏も暑かった…≫ 僕は2007年のあの日を思い出す。遺体が安置された伊豆の自宅、山々に緑が色濃く、蝉しぐれの中に時折、うぐいすの鳴き声が混じっていた。 ≪今年も・・・

"元祖"木下結子の「誉れ」と「重荷」

殻を打ち破れ115回  「2曲も、世の中に知られた作品を持つ。大きな財産だよな」  と話しかけたら、一瞬、嬉しそうに笑った木下結子が、  「でも…」  と口ごもった。『ノラ』と『放されて』の創唱者なのだが、作品がファンか・・・

たまには手放しで褒めちゃうヨ!

殻を打ち破れ114回  「ほっほっほっほ…」  と、一人で笑ってしまった。坂本冬美の『桜の如く』を聞いてのこと。自宅の居間、家人の留守、いい年のおっさん!?がプレーヤーの前でニヤニヤする。不審げに見上げるのは猫のふうちゃん&he・・・

星野哲郎の多情多恨・多情仏心

殻を打ち破れ113回  久しぶりに星野哲郎の肉声を聞いた。録音物なのにぼそぼそと、世間話みたいな一人語りで、例えば  「僕の場合、夜遊びは仕事なんですね。歌で一番大事なのは色気ですから。女房といつももめるのはこれですね。これは浮気だよ、これは・・・

ヤケに鳥羽に似合う歌が出来たぞ!

殻を打ち破れ112回  ♪こんな俺を 信じてくれたお前 命ぐらい 安いもんだろ…  鳥羽一郎がバサッと歌い切るから、聴いたこちらはドキッとした。  ≪おい待てよ 命がなんだって? 安いもんなんて、何て言い草だよ…≫ 『マ・・・

タイで若草の『ふたりの船唄』を聞いた!

殻を打ち破れ110回  タイのホアヒンで遊びほうけている。ごく親しい友人たちが作る“小西会”のツアーだが、今回が何と60回という節目。この国の王様の別荘がある高級!?リゾート地へ行ったのに、例によって能のない僕らはゴルフ三昧で・・・

あの人が居なくなることは無い!

殻を打ち破れ 第110回 北海道・鹿部町は人口5000人ほどの漁師町。函館空港から川汲峠を越え、噴火湾沿いに北上、車で小一時間のところにある。元気なころの星野哲郎は、毎夏ここに通って“海の詩人”のおさらいをした。払暁、沖に出て定置・・・

四方~岡、永井裕子11年目の継投策

殻を打ち破れ 第109回  「作詞家勢揃いじゃない。ずいぶんぜいたくな歌づくりをやったもんですね」  永井裕子の『ベストセレクション2010』を聞いての、喜多條忠の感想である。  「だからさ、その次をあんたに頼むの。ひとつ気合いを入れて書いてみてよ」・・・
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