
幡随院
作詞:坂口照幸作曲:宮下健治
唄:西方裕之

「学がないから手紙は好かん」が口癖だった親父、そんな男から便箋1枚に走り書きの手紙がつく。「船をおりた」という息子への知らせだ。
作詞・坂口照幸が、知恵をしぼった歌い出し。内容がそうと判るまで4行も使っているが、ま、これも彼のねばっこさか。
宮下健治がつけた曲を、西方が男っぽく歌う。歌の主人公は息子。海で暮らす親父を離れ、街で生活して四十路坂をこえる。そんな父と子の、心の距離感を行きつ戻りつして、歌唱はなかなかの力仕事になった。

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2010年7月30日更新幡随院
作詞:坂口照幸 「学がないから手紙は好かん」が口癖だった親父、そんな男から便箋1枚に走り書きの手紙がつく。「船をおりた」という息子への知らせだ。
作詞・坂口照幸が、知恵をしぼった歌い出し。内容がそうと判るまで4行も使っているが、ま、これも彼のねばっこさか。
宮下健治がつけた曲を、西方が男っぽく歌う。歌の主人公は息子。海で暮らす親父を離れ、街で生活して四十路坂をこえる。そんな父と子の、心の距離感を行きつ戻りつして、歌唱はなかなかの力仕事になった。