2011年1月のマンスリーニュース

2011年2月28日更新


新年、それなりに粒揃いが集まった

 新しい年の第1弾だから、みんな力が入っている。制作者、作詞作曲家、歌手...と、それを取り巻く人々の気合いが感じられる。だから「ほほう!」と好感を持つ作品が目立った。転機を感じさせる歌手、地力をはっきりさせる歌手、ベテランの力を示す歌手...と、色あいさまざまなところが楽しい。
 しかし、小粒ではある。演歌・歌謡曲の行く道は狭く、それをくぐり抜けようとするのだから、やむを得まい。みんなでコツコツ当てて、ジャンルの底あげをすることが、肝要な時期が続くことになる。