2011年8月のマンスリーニュース

2011年9月28日更新


亡くなって4年、阿久悠色あせず...

 島津亜矢の『恋慕海峡』は阿久悠の遺作の一つ。アルバム1枚分歌ったものからのシングルカットだ。8月1日は彼の祥月命日。今年でもう4回目になったが、残された詞は色あせることなく、インパクトも強い。
 今月は、池田充男、関口義明が、ベテランらしい手慣れたワザを示し、高田ひろおが彼らしい、情のこもった詞を書いた。少女アイドル群大当たりの秋元康は一転、ちゃんとおとなの憂愁も書いている。みんな、秋へ向けての腕比べだ。