2012年3月のマンスリーニュース

2012年4月30日更新


今月は弦哲也大会の感あり

 先月の南郷達也に続いてまた、本人に「たまたまですよ」と言われそうだが、今月は弦哲也作品が五曲登場した。十三曲中五曲だからめでたい繁昌ぶりと言わねばなるまい。
 石本美由起、なかにし礼、小椋佳、鈴木紀代、伊藤薫...と、相手役の作詞家が多彩である。個性的なベテランまじりだから、弦の曲も色とりどりで、そのうえみな、彼流だ。風が吹く、縁が広がる...の結果だろうが、それを呼び込むのは、彼の仕事の長年の成果と人柄だろう。