2012年9月のマンスリーニュース

2012年11月11日更新


歌謡曲にもっと創意、工夫を!

 今月もいくつか出て来たが、このところ、歌詞にして八行前後、ツーハーフ仕立ての歌謡曲が目立つ。演歌は行きつくところまで行ったかと、制作陣の歌づくりが転換したせいか。
 実は作品一つ一つにも、この転換が大切になる。詞には鮮やかな切り替えが欲しく、抽象的フレーズの繰り返しには飽きがくる。メロディーも、さして意味のない〝つなぎ〟の部分がはさまりがちで、ヤレヤレ...。「おいしい歌謡曲」づくりには、慣れを排して、常識を破る創意と工夫が不可欠と思うが、いかがなものだろう?