2012年10月その他3

2012年12月17日更新


余市の女

余市の女

作詞:水木れいじ
作曲:水森英夫
唄:水田竜子

 しっかりと、前に出した声に「ほほう!」である。
高音が艶を帯び、中・低音が人肌の暖かさを持った。
技の使い方を後回しに、率直に歌ごころを聴かせようとする。そんな意図がありありで、無造作になりやすい〝張り歌〟を、張らぬあたりで進境をみせた。