
男の意地
作詞:仁井谷俊也作曲:水森英夫
唄:池田輝郎

歌い出しの歌詞一行分は、大てい低めに出る。ドラマの序章だから、そういう型で、歌のヤマ場へ向けた段取りをするのだ。意表を衝くケースでは、頭から高音で出ることが多い。ところがこの作品、水森英夫の曲は、その一行めの後半で突如、高めのヤマを張った。
池田の力量、声味、覇気が、そこで誇示される。引き続き、張り歌の妙味が引き出される高音部が二個所ほど、仁井谷俊也がレトリック系の詞をうまくまとめたのも手伝って、インパクトの強い歌が出来上がった。

2013年7月その他2
2013年10月22日更新男の意地
作詞:仁井谷俊也 歌い出しの歌詞一行分は、大てい低めに出る。ドラマの序章だから、そういう型で、歌のヤマ場へ向けた段取りをするのだ。意表を衝くケースでは、頭から高音で出ることが多い。ところがこの作品、水森英夫の曲は、その一行めの後半で突如、高めのヤマを張った。
池田の力量、声味、覇気が、そこで誇示される。引き続き、張り歌の妙味が引き出される高音部が二個所ほど、仁井谷俊也がレトリック系の詞をうまくまとめたのも手伝って、インパクトの強い歌が出来上がった。