2015年2月のマンスリーニュース

2015年2月1日更新


演歌勢の"やる気"が聞える!

 自分自身の来し方行く末と感慨を、思いを込めて歌った。弦哲也の記念曲は相当な完成度を持ち、流行歌としてもきちんと説得力を持つ。北島三郎は自分の気概と曲づくりの技を重ねて、彼ならではの世界を作りあげた。絵空事のはやり歌の芯に、それぞれがしっかり真実を埋め込んだ手応えがある。天童よしみ、中村美律子は、これが身上!の味と巧みさを聞かせた。その他にも制作サイドの意欲がうかがえる歌があり、窮地だからこそか、演歌、なかなかの賑いである。