2016年3月その他7

2016年4月29日更新


手鏡

手鏡

作詞:麻こよみ
作曲:徳久広司
唄:上杉香緒里
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 手鏡が二つに割れて、歌の女主人公は男との別れをかみしめている。一番から三番まで手鏡にこだわり続けた麻こよみの詞は、その枠組の中で何とか展開を試みる。そんなこだわりが、上杉の歌を諦め色にするが、深刻にならずに済ませたのは、温かめの声味か。