2016年10月その他2

2016年11月25日更新


星の川

星の川

作詞:たきのえいじ
作曲:あらい玉英
唄:エドアルド
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 前作に続いての母恋いソング。たきのえいじの詞がそれにこだわるのは、エドアルドの生い立ちを素材にするせいだろう。ブラジル出身で、日本のカラオケ大会で認められたが、その後長くアルバイトで生活、デビューにこぎつけた経歴も、それに似合うか。
 歌声は哀愁をたたえて、歌唱もしっかりしている。歌う目線がきちんと上を向き、感情におぼれていないから、妙にのびのびとした切なさが、作品を満たす。
こういう悲しみの表現は、もしかすると日本の歌い手たちには無いものかも知れない。