2017年12月のマンスリーニュース

2018年1月22日更新


大きいことは良いことだ!

 「初荷」の11曲、聴き応え十分だ
 1月発売、いわば〝初荷〟の作品群で、各曲聴き応え十分なことが、ことさらに嬉しい。どんな時代になろうが、歌の流れがどう変わろうが、大切なのは聴き応えだと確認したい。
 仁井谷俊也の詞が3作品。福田こうへい、小桜舞子、島津悦子が歌っているが、ことに島津の『海峡みなと』に彼なりの工夫と仕上がりが生きる。手当たり次第みたいに量産した彼はこれから先が円熟期だったろう。働き盛りの69歳で逝ったことが、今更ながら惜しまれてならない。