緊張!「役者10年め」

2017年1月22日更新


 今春の芝居の第二弾は芸能生活40周年記念の「川中美幸特別公演」(大阪新歌舞伎座)で演目は「めおと喧嘩ラプソディー」(川口松太郎作「大阪善人」より、潤色・演出 金子良次)大衆演劇の松井誠が特別出演、三林京子、曾我廼家寛太郎、江口直彌、竹内春樹、長谷川かずき、藤吉みか、大原ゆうらがご一緒する面々。

 僕の初舞台は平成187月、明治座の川中美幸公演「お喜久恋歌一番纏」で座長の芸能生活30年公演だった。それが今回は40周年だから、10年間、レギュラーに加えて貰って修行、はばかりながら僕の舞台役者活動は10年になる勘定。とは言えこの世界では老齢のぺいぺいに過ぎず、初めてご一緒する先輩も多いので、緊張の日々になる。第二部の「川中美幸オンステージ 人うた心」を構成演出する宮下康仁氏からは「ショーも手伝ってよ」の声がかかり、やたら流行歌に詳しいおでん屋のおやじかなんかになりそう。新歌舞伎座の日程は35日初日、24日千秋楽。長い大阪ぐらしになるが、なじみの居酒屋の女将が、心待ちにしてくれているそうな。

 川中美幸特別公演

川中美幸特別公演