酔々独歩~歌謡曲だよ人生は~

新歩道橋1095回

2021年1月25日

 ここのところ二、三年、気になっている歌がある。昔、淡谷のり子が歌った「別れのブルース」だが、聞いてよし、歌ってよしで、全く古さを感じさせない。作詞は藤浦洸、作曲は服部良一、調べたらレコード発売が昭和12年4月で、何と僕よりわずか一つ年下、84年前の作品なのだ! まず、歌詞がすうっと胸に・・・

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岩本公水の「憑依ぶり」を観る

2021年1月5日

殻を打ち破れ227回  ≪オヤッ! そういうふうに歌に入るのかい。ちょっとしたお芝居仕立てに見えるけど…≫  岩本公水の生のステージで気がついたことがある。曲前のトークはほぼ素顔。それが自分で曲目を紹介して、イントロが始まった瞬間に、彼女は歌の主人公になっている。以後歌はヒロインの心情を・・・

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新歩道橋1094回

2020年12月28日

  「冬枯れの木にぶら下がる入陽かな」 「寒玉子割れば寄り添う黄身二つ」 亡くなった作曲家渡久地政信と作詞家横井弘による俳句で、古いJASRAC(日本音楽著作権協会)会報に載っていた。「上海帰りのリル」や「お富さん」などのヒット曲で知られる渡久地は奄美大島の出身。南国の体験がありありの句・・・

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新歩道橋1093回

2020年12月6日

  最近大病を体験した作詞家喜多條忠についての噂だが、 「毎日一万歩あるいて、ゴルフの練習場にせっせと通っているそうだ。12月4日、参加するあんたのコンペが伊豆であるんだって?」 このご時世で大丈夫か? の顔も含めて、教えてくれたのは、亡くなった作詞家星野哲郎の事務所「紙の舟」の広瀬哲哉・・・

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