酔々独歩~歌謡曲だよ人生は~

新歩道橋1104回

2021年6月12日

 《おや、ずいぶん変わったな。うん、いい笑顔だ。いいことがあったみたいな気配まである…》 CDのジャケット写真というものは、歌い手の訴え方があらわで面白い。自分が作りあげた世界に鷹揚におさまるベテランから、精いっぱい存在をアピールする若手まで、人により作品によって実にさまざま。女性歌手の・・・

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え? 昭和の美智也&令和のこうへい?

2021年5月29日

殻を打ち破れ231回  3月15日、東京・関口台のキングレコード・スタジオへ出かけた。秋元順子の新曲『いちばん素敵な港町』と『なぎさ橋から』の編曲打合わせ。作曲した杉本眞人とアレンジャー宮崎慎二が話し合うあれこれをプロデューサーの僕はニコニコ聞いている。大病克服中の作詞者喜多條忠は所用で・・・

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新歩道橋1103回

2021年5月27日

「無名」というタイトルの歌詞は、ずいぶん前から僕の引き出しに入っていた。田久保真見が書いた5行詞で、持って来たのは歌手の日高正人。 「うん、お前さんにゃ似合いだな。いつ世に出すか、楽しみにしてるよ」 と、彼を励ました記憶がある。もう喜寿になるが、若いころたった一人で武道館をいっぱいにして・・・

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新歩道橋1102回

2021年5月9日

「こちらはもう、しょうけつを極めておりますわ、はははは…」 電話でいきなり、作詞家のもず唱平がむずかしい熟語を使う。長いつきあいで、そういう癖のある相手と判っているが、さて「しょうけつ」ねえ。大阪のコロナ禍激化を指して「悪いものがはびこる」の意だろうが、文字が思い浮かばない。突然出て来た・・・

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