2014年8月その他2

2014年10月29日更新


あばれ舟唄

あばれ舟唄

作詞:吉岡 治
作曲:市川昭介
唄:大川栄策

 作詞吉岡治、作曲市川昭介、編曲池多孝春...と、親交のあった歌書き3人の顔が順ぐりに浮かぶ。いずれも故人だから、思い出すのは懐しいエピソードばかりだ。その3人が大川の『さざんかの宿』の次の年に書いた作品。31年前のものがアルバムに3度収められて、今度のシングル化は4度めのおつとめ。 
 いかにも吉岡、いかにも市川、いかにも池多の作柄で、若い大川の歌声も、いかにもいかにもの味。メジャー調の軽めの曲を、のうのうとのどかに歌って、はやり歌のお気楽な楽しさを聞かせる。はな唄の妙がある。