犬吠埼~おれの故郷~
作詞:弦哲也作曲:五木ひろし
唄:弦哲也
音楽生活50周年を記念、弦哲也が詞を書き、五木ひろしが曲をつけ、川中美幸がタイトルの文字を書いたのが話題。
犬吠埼は、弦が14歳で離れた故郷千葉を象徴する。そこを出て、そこを振り返り、そこで明日をのぞむ男唄。弦の心の原風景に、彼の半生の感慨が託されている。いってみれば彼の自叙伝ソング。五木の曲も彼らしいフレージングで、それを生かした。
歌手田村進二として18歳でデビュー、不発に終わった青春の、その後の進化が極まる快唱。本人の苦渋と達成感が力強い。