2015年8月その他8

2015年9月14日更新


どうせ捨て猫

どうせ捨て猫

作詞:田久保真見
作曲:徳久広司
唄:ハン・ジナ
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 女心を猫にたとえるのは、よくある手口。しかし「捨てないで、愛していると騙して」と書くあたり、田久保真見の猫は相当にしぶとい。これも曲は徳久広司で"この手でいくか"と狙い定めたムード派だ。ハン・ジナの歌声は肉感的で、捨て猫のよるべなさとは遠い。僕はわが家の猫2匹を眺めながら聴いた。彼女らも出自不詳の元ノラ、海の日を誕生日にしてある。

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