2017年4月その他1

2017年5月31日更新


わすれ花

わすれ花

作詞:喜多條忠
作曲:弦哲也
唄:香西かおり
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 〽ひとりになった淋しさは、たとえば冬の桜花...と、女主人公が孤独を見据え、やがて〽人は別れた時に、自分の本当の姿が見える...という境地にいたる詞は喜多條忠、9行詞2ハーフに呼応した弦哲也の曲、萩田光雄の編曲が、香西かおりのために三位一体だ。
 歌手には我慢が強いられるメロディー。穏やかに寂しげに、前半から中盤までをしっかり語って、結びの2行分を一気の昂揚で決める。情感の持続を試されてもいようか。
 節目の記念曲だから...の冒険。それに止めずこのタイプは、年に一発くらいこの人で聴きたい。