2018年2月のマンスリーニュース

2018年3月31日更新


いい歌とローテーションについて

 歌を大化けのヒットに育てるには、ある程度長めの時間が要る。メーカーはそれを睨みながら、見切って次の作品を出す。人気歌手それぞれには、年間相応の売上高を見込んでのビジネスだ。
 シングルの発売といい歌との切り替えは、有無、双方の胸中にズレも生じる。かと言って新曲が出たのに前作を歌い続けるのもむずかしい。伍代夏子の『肱川あらし』には、聞く側の僕に未練が残った。香西かおりの『酒暦』は、長く歌い続けて欲しい欲がつのっている。